支援レポート:摂食・嚥下障がい者のための介護食宅配事業:宮里氏

具体的な支援(7月)

ムース食の認知度と売上の向上に支援の方向性を決めたことによって、具体的な支援策が明確になってきました。
これまで自己流で作ってきた会社のロゴやムース食のパンフレットのリニューアル、ホームページやSNS、ブログなど、インターネットを活用したプロモーション活動の見直し、営業戦略を立案するための顧客管理の仕組みの構築などを行っていくこととしました。
加えて、クラウド会計の仕組みを導入し、経理や会計業務の効率化を図っていくこととしました。

営業戦略(6月)

支援開始から1ヶ月ほど経ち、ムース食の販売状況に変化が現れ、この1ヶ月で、契約数がこれまでの倍に伸びてきていました。介護施設への営業やムース食の勉強会・セミナーの効果などが徐々に浸透し、契約の伸びに結び付いてきているようです。
これまでは、市場規模の調査や商品・サービス戦略の再検討という方向で支援を行ってきましたが、営業の効果が表れていることから、商品・サービス戦略としては、ムース食の提供という方向性を変えず、「ムース食をどうやって販売していくか?」という営業戦略の検討・立案に支援の方向性を変えることにしました。

はじめに(5/11)

食べ物をよく噛んで食べること、飲み込むことの難しい、そしゃく・嚥下(えんげ)に障がいを抱えている方向けのムース食を開発販売しているまじゅんの宮里さん。介護施設などへ積極的に営業をかけながら、ムース食の魅力を伝える勉強会やセミナーを開催しているものの、中々契約にまで至らずに困っているとのこと。詳しく話を伺うと、商品を利用する方(=ムース食を食する要介護者の方)と、ムース食にお金を払ってくれる方(=介護者のご両親など親族の方)が異なっているため、ムース食の価値は認めるものの、購入するまでの必然性を感じられていないことが、契約が伸び悩んでいる原因になっている様子。そこで、そもそも、ムース食のお客様となりえる方が県内に何名くらいいるのか?(市場規模)、それらのお客様に提供する商品やサービスはムース食だけでよいのか?(提供する価値)、何を、どこで、いくらで、どのように提供するのか?(マーケティングの4P“Product、Place、Price、Promotion”)など、根本的なビジネスモデルの再考から支援を始めました。