公開日 2017年03月01日 00時00分

CASESTUDY

例えば美容室の創業ステップ:1/2

salon

突然ですが、皆さんは美容室にどのようなイメージを持っていますか?
美容室は、髪のカットやカラーリング、スタイルを整えるというサービスを提供する場所ですが、近年では、そのようなサービスに加えて、店構え・インテリア・各種小物などで空間を演出し、オシャレで居心地が良く、カフェのようにゆったりとくつろぎながらサービスを受けられる場所、つまり、お客様のライフスタイルを演出する場所へと変化してきています。
そんな美容室ですが昔にくらべてかなり数が増えおり、那覇市のような都市部だけでなく、郊外にも素敵な空間を提供する美容室の新規出店が増えてきています。実際に厚生労働省が発表している「衛生行政報告」の平成27年度版では、全国的に見ても美容室が増加している傾向が読み取れます。

(単位:施設)
  平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
美容室   228,429  231,134  234,089  237,525  240,299

沖縄の美容室施設数を見ると平成24年度から平成25年度にかけて一時的に減少していますが、全体的には施設数、就業者数ともに、増加傾向にあります。

  平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
  施設数 就業者数 施設数 就業者数 施設数 就業者数 施設数 就業者数 施設数 就業者数
美容室   3,128  4,414  3,184  4,459  3,157  4,654  3,197  4,657  3,220  4,745

※上記2表ともに厚生労働省発表「衛生行政報告」の「生活衛生関係」より
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/15/dl/kekka3.pdf

平成27年度の「衛生行政報告」において、1店舗あたりの美容師の平均人数は、全国の「2.10」に対して、沖縄県は「1.47」となっていることから、県内の場合、どこかの美容室に所属して働いている美容師よりも、独立開業している方が多いと推測できます。また、美容室の店舗数を見てみると、人口1万人あたりの店舗数は、全国平均で19店舗となっているのに対して、沖縄県は23店舗となっています。このような数字から、沖縄県は美容室の激戦区であると考えられ、しっかりと計画を練ったうえで開業しなければ経営難に陥る可能性が非常に高い業種であると言えます。これから美容室の開業を目指す皆さんは、当サイトで紹介する開業までのステップを参考に、しっかりと計画を練って、地域の方から「この美容室なら何度も通いたい!」と思われるような、愛される美容室を作り上げていってください。

 

美容室開業までの大きな流れ

開業までの流れ

構想立案

開業前におさえておくこと

美容室の開業方法にはいくつかのスタイルがあります。時代の変化にともない、そのスタイルも変化し、多種多様な方法が存在するので、まず、各スタイルの特徴を知り、自分自身がどの方法で開業したいかを検討します。

1.オリジナルスタイル

 自分自身の思い通りのお店を作ることができます。
美容室の開業スタイルで一番多いのがこのスタイルです。オリジナルスタイルでは物件の選定・取得、インテリア、エクステリアの設計・施工、広告・宣伝など、美容室を開業するにあたり必要な作業を全て自分自身で行います。その分、初期費用も必要となりますし、自分以外のスタッフを雇用する形で店舗運営を考えた場合は、従業員の教育、雇用に関しても責任が生まれます。

2.フランチャイズスタイル

 経営のノウハウや知識、企業ブランドを利用することができます。
フランチャイズスタイルの一番のメリットは、契約元の企業で蓄積された経営ノウハウと企業ブランドを活用できるところです。そのかわりに売上、利益の一部を契約企業に対して支払う形となります。そのため、フランチャイズスタイルでは、契約を締結する際の初期費用や月額費用も考慮して事業計画、収支計画を立てる必要があります。

3.パートナースタイル

 経営と店舗運営を分けることで得意分野を生かすことができます。
パートナースタイルの場合は信頼できるパートナーと手を組み、開業にあたっての物件の選定・取得、インテリア、エクステリアの設計・施工など、一部の開業作業を経験豊富なパートナーに任せ、開業者は店舗の設計や店舗運営に注力することができます。パートナーは、開業資金の負担と継続的な売上、利益を確保するための支援を行う必要があります。一方で開業者は、質の高いサービスの提供、店舗運営、管理を行うことで分業して美容室運営を行います。

以上の3つの開業スタイルを、開業者の視点で比較すると、次の表のようになります。

  オリジナル フランチャイズ パートナー
初期費用
店舗設計への関わる割合
店舗運営への関わる割合
経営ノウハウの活用度合
ブランド力の活動度
難易度(リスク度合)

ここからは、3つの開業スタイルの中から、一番難易度が高く、かつ多くの美容師の方が実現したいと考えている「オリジナルスタイル」で開業することを前提として、開業までに必要な作業や検討すべき事項を順序立ててご紹介します。


 コンセプト設計

美容室を開業するにあたり、一番重要になるのがお店のコンセプトです。
冒頭でも説明したように、美容室や美容師の数が年々増加し、競合店が多く存在する中で、自分のお店がお客様へ選ばれるためには、他店と差別化をはかる必要があります。そのために、まずはお店のコンセプトをしっかりと考えていきます。コンセプト設計とは自分自身が実現したい「夢や目的、目標、ビジョン」を明確にすることです。まずは自分自身が開業したいお店のコンセプトを検討するにあたり、他店舗のコンセプトを情報収集し、分析することをオススメします。他店舗を参考にすることで自分自身のコンセプトもイメージしやすくなります。

他店舗のコンセプトを分析した後、自分が開業する美容室のコンセプトを検討していきます。合わせて、来店して頂きたいお客様のイメージも固めていきます。ここで設計したコンセプトは、店舗のインテリア、エクステリア、各種什器、備品などを仕入れるさいに、統一感を持たせるための重要な指標としても活用するので、慎重に検討していきます。 

なお、コンセプト設計は、次の7つの項目を検討し、組み立てていく作業となります。

1.事業理念

→事業理念は、自分自身または経営する美容室としての「思い」です。自分自身や経営する美容室がどうあるべきか?またはどのような美容室である必要があるか?を定めます。

2.ビジョン・事業目標

→ビジョンは、事業理念を実現した際に描かれるイメージを定めたもので、事業目標は、ビジョンを実現するために、途中途中で達成すべき、具体的な目標のことを示します。

3.コンセプト

→コンセプトは、事業理念、ビジョンなどをふまえ、どのような会社、お店づくりを行っていくかを定めた概念です。

4,ターゲットイメージ

→ターゲットイメージでは、来客頂きたいお客様、もしくは自分の店舗で提供するサービスを利用してほしいお客様像を定めます。

5.差別化ポイント

→差別化ポイントでは、競合他社と比較して自分達でしか提供できない技術やサービスを定めます。

6.感情ポイント

→感情ポイントでは、自店および店舗の雰囲気や技術、サービスを受けるお客様の感情的要素を定めます。固定客やファンを獲得するためには必ず必要な要素です。

7.機能ポイント

→機能ポイントは、提供する技術やサービスの基本的な価値要素を定めます。基本的な価値とは、提供するサービスの内容や値段になりますが、これらは、感情ポイントと連動してお客様へ提供される総合的な価値となります。

以下に、沖縄県内のある美容室のコンセプト設計の実例をご紹介します。

実例)沖縄県内の美容室Aのコンセプト設計
1.事業理念 人と人のつながりを大切にしていきたい。
2.ビジョン・事業目標 キッズから大人まで楽しく満足して頂けるアットホームなサロン。
3.コンセプト シンプルなスタイルからこだわりのスタイルまで幅広くご提案し、お客様のご希望のスタイルにお応えします。
4.ターゲットイメージ 沖縄がアメリカだけでなく異国の文化も混ざり合う多種多様な土地柄のため、通常のカット、パーマ、カラーの他にブラックカルチャーヘアー、特殊ヘアーであるドレッド、コーンロー、ブレーズ、エクステに興味があるお客様。
5.差別化ポイント 特殊ヘアーを得意分野とすることで他店舗では提供していないカットメニューで差別化をはかる。
6.感情ポイント ・子供づれでも入りやすいお店づくり
・異国文化を感じるお店づくり
・くつろぎを与えるBGMの提供
・アットホームなお店づくり
7.機能ポイント ・特殊ヘアー技術お提供
・リーズナブルな価格での提供
・カット、パーマ、カラーなどのヘアケアトータルサービスの提供
・駐車場完備

 

事業計画の検討

コンセプト設計の次は、必要な開業費用の額を算出し、収支計画を立て、開業資金の調達方法を検討していきます。

1.開業費用の算出

美容室を開業するのに必要な開業資金の額を算出します。
開業資金には、「設備資金」、「物件取得費用」および「その他費用」の大きく3つにわけることができます。

ここでは、参考として、開業資金の例を記載します。

表1.スタッフ1名での店舗運営を想定
条件 スタッフ数 1名  
  店舗規模 15坪  
  月額家賃 90,000円  
  セット面数 3面  
  シャンプー台数 1台  
設備資金 内外装工事費用 2,200,000円 店舗デザイン、設計管理、内装・外装工事費用
  美容器具 500,000円 椅子、鏡面、シャンプー台
  設備 350,000円 PCもしくはPOS、洗濯機など
物件取得費用 敷金 180,000円 家賃の2か月
  礼金 90,000円 家賃の1か月
  仲介手数料 90,000円 家賃の1か月分以内
  前払い家賃 270,000円 家賃の3か月分で設定(工事期間の家賃も含む)
  その他不動産 60,000円 火災保険、家賃保証など
その他費用 材料費 300,000円 シャンプー、カラー剤、整髪料など
  運転準備金 360,000円 開業直後の生活費用として確保(2か月分)
合計 4,400,000円  

※表1の内外装工事費用は居ぬき物件を前提とし店舗デザイン設計、店舗内壁、フローリング、外壁塗装および看板設置の改装工事を行った際の参考価格です。

この例の通り、開業資金の大半を占めるのが内外装工事費用や物件取得費用となります。これは、スケルトン物件と呼ばれる店舗物件を、自分の思い通りの店舗に設計、施工した例となっています。

ico_arrow_rスケルトン物件とは?
→建物またはテナント内が壁や柱、梁だけで構成されており、室内設備(水道、電気、ガスなど)が設置されていない状態の物件のことを指します。居ぬき物件よりは内外装工事費用が増加しますがより自由なお店づくりを行うことができます。

スケルトン物件では、内装工事が発生する分、開業費用が高くなりますが、費用を抑える方法として「居ぬき物件」を活用する方法があります。

ico_arrow_r居ぬき物件とは?
→前のテナントが利用していた内装構造や設備・什器、備品が残っている物件のことを指します。お店のコンセプトに合う内装構造や設備・什器であれば引き継いで利用することで開業費用を大幅に抑えることができます。居ぬき物件を引き継いで利用する場合は専門家に相談・確認して問題なく設備が利用できることを確認してください。

「居ぬき物件」、「スケルトン物件」、どちらを選ぶにしてもコンセプトに合ったお店作りができるか、しっかりと検討してください。また、開業資金を算出するにあたっては、最低限の生活費として、運転準備金も計上します。開業直後から売上、利益を確保できないことも想定に入れ、可能であれば6か月分の運転準備金を確保してください。

2.収支計画の検討

収支計画は、売上・利益の目標設定や借入金の返済計画の立案に直結するもので、資金面において、美容室を安定的な経営へ導くために重要な計画となります。また、「月にどれぐらい儲けたいのか」、「月にどれぐらいの仕入れ費用がかかるのか」など、目標を達成するための数字によるシミュレーションや開業に対する協力者の理解を得るための資料としても活用できます。加えて、金融機関などから融資を受ける際にも必要な書類となりますので、しっかりと検討しながら計画を作成します。

収支計画を検討するには、まず目標とする1日の売上額を検討します。
美容室の売上額は、客数から算出する方法が一般的ですが、その客数を算出する方法として、2つの手法が存在します。

1.美容師の人数をもとに客数を算出する方法
→美容師1人あたり1日に何名のお客様を担当できるかという視点で客数を算出する方法

2.セット面をもとに客数を算出する方法
→1セット面あたり1日に何名のお客様を担当できるかという視点で客数を算出する方法
(お客様の平均滞在時間を考慮する必要があります。)

ここでは、表1の開業資金算出情報をもとに、スタッフ1名で運営することを想定し、「①美容師の人数をもとに客数を算出する方法」で想定売上額を算出します。

表2.1日および一ヶ月の想定売上額の算出
サービス売上/日 客数 6名
  客単価 6,000円
  小計 36,000円 ③=①×②
物販売上/日 客数 1名
  客単価 2,000円
  小計 2,000円 ⑥=④×⑤
売上合計/日 38,000円 ⑦=③+⑥
営業日数/月 25日
売上額/月 950,000円 ⑨=⑦×⑧


次に、仕入原価や水道光熱費、家賃、減価償却費、広告宣伝費などの販売管理費を算出し、月次の収支計画を作成します。

表3.月間収支シュミレーション例(営業日数25日と想定)
売上額 950,000円 ①表2.の⑨
仕入れ原価 111,000円 ②=③+④
  サービス原価 81,000円 ③表2.③×25日の9%で設定
  物販原価 30,000円 ④表2.⑥×25日の60%で設定
売上総利益 839,000円 ⑤=①ー②
販売管理費 194,500円 ⑥=⑦+⑧+⑨+⑩+⑪
  水道光熱費 28,500円 ⑦売上の3%で設定
  家賃 90,000円
  原価償却費 19,000円 ⑨売上の2%で設定
  広告費用 28,500円 ⑩売上の3%で設定
  その他費用 28,500円 ⑪売上の3%で設定
営業利益 644,500円 ⑫=⑤ー⑥
借入金返済額 142,500円 ⑬売上の15%で設定
経常利益 502,000円 ⑭=⑫ー⑬

この表3で算出した⑭の経常利益が、店舗オーナーのひと月の収入額となります。
月次収支シミュレーションをもとに、年次シミュレーション、中長期シミュレーション(3年から5年)を作成し、事業計画を完成させます。

3.資金調達について

初期投資費用の算出および事業計画の作成まで完了したら、次に資金調達方法を検討します。開業するにあたり月々の返済費用を抑えることでより多くの利益を確保することができます。返済費用を抑えるためには、開業資金を自己資金で多く賄う必要がありますので、早い段階から計画的に資金を蓄えておくことをお勧めします。開業資金を自己資金だけで賄えない場合は、次のような方法で、足りない資金を調達することを検討します。

ico_arrow_r親戚からの借入
→親族から借り入れる場合は、公的機関や金融機関から借り入れる際に必要な事務手続きは不要で、金利も発生しません。開業資金が不足している場合はまず検討してみてください。

ico_arrow_r沖縄振興開発金融公庫からの借入
→政府出資の金融機関で、美容室開業の場合によく利用される借入先です。沖縄振興開発金融公庫を利用する際の特徴としては次の通りです。
①政府出資の金融機関のため安心・安全
②固定金利
③美容室の営業許可証取得前に借入することが可能

上記以外の借入先として、制度融資という方法もあります。制度融資は地方自治体が行っている融資サポートで、浦添市でも商工会議所や金融機関と連携し創業者の支援を行っています。浦添市の「創業支援制度ページ」の情報を下記に公開していますので、活用できる資金(補助金、助成金などもあり)の参考にしてください。
http://startup.city.urasoe.lg.jp/startup-contents/

 開業する場所と物件の検討

続いてお店を開業する場所と物件の調査、検討を行います。お店にお客様へ来ていただくためには、「お客様が多い場所であるか?」、「通いやすい場所であるか?」など、次のようなポイントを考慮して、出店する場所と物件を検討します。

街を見る
→コンセプト設計の際に検討したターゲット層の有無および自店の差別化ポイントの再確認       
1 どのような街か?どのような人たちが住んでいるか?
どのような家族構成の方が多いか?(ファミリー、独身、女性が多いなど)
集合住宅(アパート、マンション)などは多く存在するか?
スーパー、商業施設などは存在するか?
2 周りに競合店が存在するか?
競合が存在する場合はどのようなコンセプトのお店か?
 
道を見る
→目標とする売上、利益を確保するために、お客様が来る場所か、来やすい場所かを確認       
1 交通量はどれぐらいあるか?
人の通りはどれぐらいあるか?
 
物件を見る
→お客様に店舗に来ていただくために、視覚的に発見されやすい店舗、集客や入店しやすい店舗かを確認  
1 道路、側道、歩道などからお店が視覚的に見やすい場所か?
2 集客や入店するにあたり障害となる要因が存在しないか?
  


 店舗のデザイン設計・施工業者の検討

開業する場所と物件が決まったら、店舗のデザイン設計業者、施工業者を選定します。
店舗づくりは、まず「店舗のデザイン設計」を行い、その後、施工業者の選定、工事の発注、工事の施工という流れで進めて行きます。工事施工業者は、デザイン設計された設計図をもとに工事を行うため、「店舗のデザイン設計」は、美容室の仕上がりを大きく左右する非常に重要な作業となります。コンセプト通りの店舗を実現する上で、デザイン設計業者、施工業者の選定は、非常に重要な作業となりますので、次のようなポイントを考慮しながら慎重に進めてください。

  デザイン設計業者と施工業者の選定ポイント
実績が豊富 過去の実績が多い業者を選定。
美容室では、電気や水道を多く利用するため、容量を加味して設計する必要があります。合わせて保健所の許可も必要になりますので、美容室開業基準を把握している業者だと施工開始後や開業後にトラブルを防ぐことができます。
事例を確認 今までの事例を直接確認してください。
詳細な説明 発注前の見積もりに対して細かい説明を行う業者を選定してください。見積内容は専門知識がないと細かい部分まで理解することは不可能に近いため、本当に必要な工事かしっかりと説明する業者を選定しましょう。
コミュニケーション力が高い コンセプトや開業者の考えを十分に理解し、デザインへ反映してもらうために、コミュニケーション能力が高い業者を選定します。また、施工が始まったあとも、細かく進捗報告してくれる業者かどうかも選定の基準に含めてください。
アフターフォローがある 施工完了後、定期的に電気、水道、ガスなどのインフラをメンテナンスする必要性も出てきますので、アフターフォローも実施している業者を選定してください。

 

 開業に必要な事務手続き

美容室を開業するためには、保健所に申請し認可を受けることが必要です。ここでは開業までに必要な事務手続きを紹介します。

ico_arrow_r保健所への申請

 ①事前相談
工事開始前に設計図を持参し、保健所へ開業の相談を行ってください。店舗デザインが出来上がった段階で相談に行くことで、美容室としての基準を満たしているか確認できます。仮に保健所から指摘事項があっても、工事前であれば追加費用が発生することなく、設計を修正することができるので必ず事前相談を行ってください。

 ②各種申請書類の提出
必要な書類を準備して保健所へ提出します。提出時には検査手数料を収める必要がありますので合わせて準備してください。

【必要書類】
1 開設届(開設者の印鑑も必要となります)
2 施設の構造、設備の概要および図面
3 従業員一覧
4 病院の診断書(美容室開業のためには、結核、皮膚疾患その他厚生労働大臣の指定する伝染性疾病に関する医師の健康診断書が必要となります)
5 美容師免許証
6 法人の場合は登記簿謄本、外国人の場合は外国人登録証
7 検査手数料

③開設検査
必要書類を提出した後、実際に保健所職員による立ち入り検査が実施されます。提出した図面をもとに各種設備や構造に問題箇所がないか確認が行われます。

 ④確認証発行
③の開設検査で問題なく基準を満たすと確認証が発行されます。

※保険所では美容室の施設基準を設けています。浦添市で開業する際は、南部保健所へ詳細を確認してください。
http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/hoken-nan/kankyo/seikatueiseinikansurukoto.html

ico_arrow_r税務署への手続き

個人事業主として開業する場合は、税務署への各種申請も必要となります。

 ・管轄の税務署へ提出する書類
①個人事業の開業・廃業等届出書
②所得税の青色申告承認申請書
③給与支払事務所等の開設・移転・廃止等届出書
④青色事業専従者給与に関する届出書

 

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